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終戦の日。/天使たちの探偵~SideStory [ぶいろく系]

今日は、69回目の、終戦の日でした。

ろくに更新もしていないのですが、SP関連とGROUND ZERO関連を中心に、パス請求などを頂いており、恐悦至極でございます。

いつか(?)今の仕事の忙しさから解放されたら、書きたいことはたくさんあるので、サイトは維持管理(?)していきますので。
いや、そんなご質問も頂いたので。わたくしは、ネットの世界の片隅で、細々と生息しておりますので、気が向かれたときにでものぞいてみてやって下さいませ(苦笑) 

そんな前置きはおいておきまして(?)

毎年、この時期にはこの小説をここで掲載させていただいておりますが、成瀬は、戦争を知らない子供です。

しかし、成瀬父は、終戦の年に生まれた子供です。
っていうか、終戦の日から数えて、10日も経たずに生まれた子です。


だから、父の話すギブミーチョコレートは、まぢで、西宮浜のとこに駐留していた米兵さんとの間で交わされたギブミーチョコレートで。
 六甲付近の山幹が、あんなに広い道路なのは、実際あそこを滑走路代わりにして、米機が降りてきたこともあるからだったりと。

今では、嘘のような、本当の話を、折に触れ父が語ってくれたことが、今日という日には思い出されます。

といっても、実際父は戦争経験者ではなく、その子供である私も、もっと戦争は遠いものでしかないのかもしれません。
 ただ。
戦争を知らない人間に、本当の意味で戦争を知ることは出来ないと思いますが、知ろうとする努力が、同じ過ちを繰り返さないため、この国に生まれた人間としての、唯一の償いと考えるので、成瀬は毎年この時期だけでも、きちんと、このことと向き合う時間を作ろうと思っております。


っていうか、子供のときから、そうだったので、この時期必ずテレビとかで流れてるあれも、あながち無駄ではないと思うのです。

忘れないこと、考えること。
そして、今、自分の考えを、自分の気持ちで、選択することの出来る立場の自分たちが、いかに幸せなことなのかを胸に、二度と戦争という名の悲劇が繰り返されないことを、切に祈ります。

毎年この作をこの時期に掲載させてもらってるので、新作でなくて、大変恐縮ですが。。。

そして、初見の皆様へは、このブログの本家「出せない手紙」サイト内掲載の小説「天使たちの探偵」シリーズから、そのままの設定で書いておりますので、どこぞの方々と、同じような名前の人が出ていても、それはあくまで、フィクションでございます(待てコラ(苦笑))


ちなみに、軍用施設になりかわっていた甲子園のグラウンドには、当時、もう二度と、そこで野球なんかできるわけないだろうと思えるほどの焼夷弾が、突き刺さっていたそうですが、今そこで、今年も変わらず夏の甲子園が行われていた奇跡に、感謝です。

そして、あの大きな甲子園が、シェルターのように、人々の命を爆雷から守ったこともまた、この地に住む人間が知っておかなければならない事実だと、思っております。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここから下。



「天使たちの探偵」~SIDE STORY~

= 逝く夏 =


「なんだかなぁ~」




液晶画面の向こうで、試合を止めた審判の動きに促されるように、カメラは引きのポジションをとり、にわかに試合が止められた理由が映し出された、球場奥の電光掲示板をすっと撮してから、得点ボードの上部に設置されたアナログ時計で、カメラは止まった。
 時計の針が指す時刻は、ちょうど、正午少し前だった。

 いや、あんたのその台詞の方が、”なんだかなぁ~”って言いたいくらい、聞かされた方の気が滅入りそうな、力の抜けた言葉を発した坂本に、自分の机でノートパソコンを広げていた長野が、上目使いに彼に向かって非難がましい目を向けたのだが。
 いかんせん、普段より人様からのどんな視線であろうとも、それをもろともしない人物である坂本は、両膝に肘をついて顎を支えながら、ため息を一つついた。

ただし、誰がどう見ても。
大きなため息をつきたいのはこの場合、明らかに、長野の方である。



そもそも、長野探偵事務所の室内に設置された、来客用のソファセットであることを正しく理解しているのか、いないのか。

まかり間違っても、探偵を依頼するつもりのない人間4人が、そこに腰を下ろして、あまつさえ、雁首そろえてテレビの画面を眺めている光景に、怒る以前に、半ばあきれるのを通り越して、あきらめの境地で、そんな彼らを黙って見ていた長野だったが。
 さすがに、人の仕事のじゃまをせず、静かにテレビを見ている分には、まだ許しもするが、そんな、気の抜けた台詞を聞かされ、ついでに、ため息までも落とされたのでは、たまったもんじゃない。

 大体、暇を持て余している、夏休み中の学生二人、・・・である、准一と健だけならいざ知らず。

人の仕事中に、その仕事場である探偵事務所に、用もないどころか、自分たちだって、仕事中であるはずの人間二人、・・・である、坂本と井ノ原までもが集まってきて、しかも、仕事をしている人間が目の前にいることを知っていて、なおかつ、夏の全国高校野球大会を、テレビ鑑賞しているのは、それはいかに? 
と、聞きたくなる所行である。
 いや、ただ単に、夏期休暇で暇な学生二人は、長野の事務所の雑用アルバイト(といっても、無給でいいそうだが)にやってきて、仕事中であるはずの二人は、昼休みのコンビニ弁当を、暑くて狭い車内で掻き込むのがイヤだったからという理由だけで、長野の事務所を食堂代わりに使っているのである。

で、そのついでに、仕事中の長野そっちのけで、4人で昼ご飯のコンビニ弁当をつつきながら、野球観戦まで始めてしまっただけのことなのではあるが。


普通は、しないだろう?
という突っ込みは、誰一人として、入れなかったようで、現在に至っている。

テレビの画面には、ちょうど高校球児達が、その動きを止め、スタンドを埋め尽くす両校の応援団も、手にした楽器類を椅子に置き、立ち上がろうとしているシーンが映し出されていた。


坂本の”なんだかなぁ~”は、その動きに対しての、感想だったらしい。



「やっぱり? 僕もさぁ、高校野球好きだから、毎年見てるけど、なんか違和感ありありなんだよね~、これって」



暑いときは食欲がわかないらしい健は、坂本の向えのソファーに腰を下ろし、比較的するっと入るとのたまった冷やし中華の、水色のプラスチック容器を片手に、箸で錦糸卵を捕まえながら、彼の意見に賛同するように、そういった。

が、それとは対照的に、准一は、画面の向こうの人たちと同じように、手にした箸を弁当の縁にきちんと置いてから、試合中だった選手や甲子園球場に集まる人々が今からやろうとしていることに倣おうとするつもりだったらしく、坂本と健の意見に、驚いたように、目を丸くして顔を上げた。

しかし、それに気づかず画面の向こうに目をやったままの二人に苦笑した井ノ原は、そんな准一に助け船を出すように、口を開いた。



「まあねぇ、毎年どんな試合状況だろうが、8月15日だけは、正午になったら突然コレ、っていうのも、どうなんだろう? って気は、しないでもないけど。
けど、こうでもしないと、最近は、今日が何の日か、忘れてる人多いしね。
ホントは、忘れちゃいけないことなんだから、いいんじゃないの?
多少、違和感ありありでも」

そんな井ノ原の意見に、
「そうかぁ~? 」
とでもいいたそうな坂本と、実際、

「でもさ、コレやってる人みんなが、ホントに心から気持ちを込めてやってるとは、僕は到底思えないけどねぇ~」

なんて、辛辣な意見を口にした健を見て、准一は、口を開いた。



「終戦の日に、黙祷を捧げることが、そないに違和感感じることなんか? 」



毎年、夏の全国高校野球大会が行われる甲子園では、終戦の8月15日の正午に、必ず試合を中断し、全員起立して、半旗の掲げられたスタンドを見つめながら、試合開始とは違った意味合いのサイレンとともに、誰もが黙祷を捧げる。

69年前に、その命を、戦争という悲劇で失った人々の魂が、僅かであろうとも、どうか安らかであれと、その思いを胸に、一分間の黙祷を、捧げる。


それは、生中継される高校野球の不文律でも、あった。

ソファーセットのテーブルの上に、コトンと手にした弁当箱を置いてから、うつむき加減で、准一は、言葉を続けた。



「僕かて、終戦の日の正午に、甲子園で黙祷を捧げることが、戦争で亡くなった人みんなの救いになるなんて思わへんし、その黙祷を捧げる人みんなが、その意味を全部理解しとうなんて、思てへんよ。
けど、意味があるとかないとか、そういう以前に、なにかやれることをやろうとする気持ちが、一番大事なんやと思う。
その球場に集まる人間全部やなくても、そのテレビを見てる人間全部やなくても、その中の何人かでも、ほんまに心からの黙祷を捧げてる人間はいてるはずやねんから、それを否定するんは、間違うてると、・・・僕は思う」

常は、さほど饒舌ではない准一の、静かな声で紡がれる、至極真っ当な意見を前に、それを聞かされた3人は、瞬時に押し黙った。

とたん、微妙な空気が流れる。


「あ、や、・・・別に否定してるってわけじゃねぇけど、・・・な」

「そうそう。いや、なんか、さっきまでふつーに試合してたのに、暗黙の了解みたいに、突然当たり前のように始まるからさ、ちょっと異様だなぁ~っていうか、そんな気がしただけで。
それが悪いっていってるわけじゃないし」
 「そうだよ、岡田。
コレって、なんか恒例行事みたいになっちゃってるから、ちょっと違和感感じるけど、・・・だからって、とりあえずやっておけばいいみたいに、ないがしろにされてるわけでもないからさ、ね」


その場を取り繕うように、矢継ぎ早なフォローを必死になって入れる3人に、言った准一の方が、あわてて顔の前で、両手を振った。



「や、あの、・・・僕も、なんかきつい言い方して、ごめんなさい。
そんなつもりあれへんかってんけど、多分僕は、大阪にいてたから、毎年夏は、コレが当たり前やって、・・・当たり前や思ててんけど、けど、なんかそれ否定された気がして、つい、あんな言い方してしもて。
ホンマ、ごめんなさい」


そんな、座っていたソファーから、腰を浮かさんばかりの准一の勢いに、謝られた3人も、のんびり座っていることができず、いやいや、俺達の方こそ。
 いや、そんなそんな。

と、どこまで、お互い腰が低いねんってつっこみたくなるくらいの4人の謝罪合戦は、見ていて一層、・・・・・・奇妙だった。



「もう、それくらいにしたら? 」



ソファから一人離れた椅子に腰を下ろしていた長野の声に、全員が、そちらを向いた。



「3人が言いたいことは、わかるよ。
形だけの黙祷なんて、ない方がマシって言いたいんでしょ?
テレビの中継が入ってるだけに、余計パフォーマンスっぽく感じるのも、致し方ないことだと思うし。
実際球場で、黙祷の間も、携帯片手にメール打ってる子だっていたし。
でも、そうじゃない人間の方が多いんだから、そんな穿った見方をしなくても、いいんじゃないかな?
それって、真摯に、それと向き合ってる人たちに対して、すごく失礼だよ」

長野の簡潔な言葉に、3人はぎこちなくうなずくしかなかった。
それを見てから、長野は准一に視線を向けた。



「准一の言いたいことも、わかるよ。
っていうか、そういってくれる人間が一人でもいる限り、この瞬間が無駄じゃないって俺も思うし、・・・できれば、一人でも多くの人間が、そう思っていて欲しいって、心底思う。
ただ、祈りを捧げる行為は、誰かに強制されてやるもんじゃないし、まして、必ず、この日のこの時間にしなければいけない、ってものでもない。
だから、その行為の是否を問うのは、違うんじゃないかな?
黙祷を捧げたいと思う人は、そうすればいいし、そうじゃない人は、しなければいいだけのことでしょ?
人に押しつけたり、押しつけられたりしてやることじゃないよ。
・・・亡くなった人を思いやれる気持ちを持った人間が、生きてる人間を思いやれないなんてことは、ないはずだからね」

小首を傾げるようにして言った長野の顔をじっと見ていた准一は、もう一度だけ、「ごめんなさい」と、謝罪の言葉を口にした。

言われた長野は、首を左右に振って、「俺に謝る必要はないよ」とだけ、答えた。

そして、座っていた椅子から立ち上がると、ふわっと笑って、4人に言った。



「今のは、お互いの言葉に、ちょっと配慮が足りなかっただけ。
どっちも正しかったけど、どっちも少しだけ、間違ってた。
その結果として、どっちもが傷ついた。
・・・戦争も、そうなのかもね。
ただ、今みたいに、すぐにそれに気づけたら、あんなに多くの犠牲を出さずにすんだんだろうけど。
それがとても、残念だね」

どちらも正しくて、どちらも少しだけ間違えただけでも、結局はどちらもが傷つく。


たしかに、戦争というモノも、その延長線上にあったのかもしれない。

 誰もが、負けるとわかっていて、戦争を始めたわけではない。

自国を焼き尽くすために、多くの人間の命を失わせるために、戦争をしようとしたわけではない。

ただ、強くなりたい。

列国に脅かされない、そんな強い国になりたい。

そう思ったことが、それほど罪なことだったのか?
と、問われれば、そのすべてを否定することは、難しいことなのかもしれない。

 それでも、失われたものは、大きすぎたけれども。


椅子からたった長野は、ゆっくりと歩を進めて、自分の事務机の前に回ってきた。

そして、ソファーセットでテレビを取り囲むように座っていた4人を見回してから、すっと右手の人差し指で画面を指していった。


「ほら、はじまるよ。
やる、やらないは、自分で決めれば、いいけどね」

その声に、ぐるんと顔の向きを変えて、長野が指さしたテレビの画面を見つめると、ちょうど12時を指した時計が映し出され、次の瞬間、
「ウゥーン」
というサイレンが、この一時だけ、音のやんだ甲子園球場に、こだました。


一分間の黙祷。


そこにどんな意味があるのか。

意味なんて、ないのかもしれない。
けど、意味はあると、信じていたい。

そう思う人間が、今、心からの黙祷を捧げる。

失われた命の平穏と、これから先の平和を祈る。


目配せ一つなかったのに。

それでも、まるで図ったかのように、怖いくらい同じタイミングで、音もなくソファから立ち上がった4人の姿に、ふっと表情をゆるめた長野は、ゆっくりとその瞳を閉じて、黙祷を捧げた。

そして、立ち上がった4人も、それぞれの思いを胸に、同じように、目を閉じて、頭を垂れた。
 そこだけ、時間が切り取られたような静寂が、一瞬にして戻ったことを伝える、テレビからの音声に、その場で黙祷を捧げていた5人が、目を開いて顔を上げた。



お互いに顔を見合わせた4人は、誰からともなく、照れたように笑いあって、ソファに座り直し、中断されていた昼食に戻ろうとした。


が、同じように座っていた椅子に戻りかけた長野だけが、肩越しに4人を振り返り、言った。

「でも、ま、俺も、なんだかなぁ~って感じだし、違和感ありありって感じが、ものすごいするんだけどね」



その長野の言葉に、4人の「えっ? 」って、驚愕の声が、重なった。


だってそれは、先ほど長野が語ったことをすべて、根底から覆す言葉に、他ならなかったから。

だから、誰もが、驚きのあまり、再び手にした箸を、取り落としそうになったのである。
 けれども、そんな4人の様子に目もくれない長野は、すとんと自分の椅子に座り直すと、呆れたように4人を眺めていった。

「だって、人の仕事中に、人の仕事場で、暢気にお昼ご飯食べてるってのは、なんだかなぁ~って感じだし。
 男4人が顔つきあせて、携帯ワンセグの小さい画面で、高校野球を観戦してるってのも、違和感ありありだよね、どうみても」



それだけ言った長野は、一つ、これ見よがしに大きく息を吐き出すと、開いていたノートパソコンに視線を落とし、仕事を再開してしまった。


言われた四人はというと、黙祷とは別の意味で、もう一度頭を垂れることしばし。


次の瞬間には、のどを詰まらせながら、大急ぎで残りのご飯を各々の胃に収め、注目のカードだった試合の続きを見るのも忘れて、いそいそと携帯の画面を閉じたことは、言うまでもなかった。


長野探偵事務所の窓の外には、逝く夏の日差しが照りつけ、閉じられた画面の向こうでは、今し方、黙祷を捧げた高校球児達が、スポーツマンシップに則った戦いを、再開していた。

 

=了=

 

<あとがき? >


ギャグなんだか、マジなんだか、よくわからない作品になってしまいましたが(ヲイ)自分で言うなってつっこんどきます。

ちなみに、成瀬は神戸っ子なんで、甲子園の黙祷は、年中行事です(はい?)
 いえ、本当に、成瀬も意味があるかないかじゃなく、こういう時間を持つことが大事なんだと、思っています。
 普段考えないことを、きちんと考える時間を持つことが、今の自分にできることだと、思っていますので。

平和への祈りが、絶えることのないように。


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WEB管理状況のお知らせ。。。 [WEB管理]

お久しぶりすぎて、誰?とか、いわれそうな勢いですが。

絶賛更新停滞中の、成瀬でございます。

あ、そんなの言わなくてもごぞんじでいらっしゃいますね、ハイ。

下のエントリの日付を見たくないくらい放置プレイですみませんでした。

気がついたら、年が明けてました(うひょー!)

というわけで、散々放置しておいて、いまさーらな感がありますが、その間にも、WEBの方へはアクセスいただけている皆様がいらっしゃってありがたい限りでございます。

DVDレンタルが出て、再燃組みの方もお越しいただけ居るSPの創作小説サイトへのパス請求も、ありがたく頂戴しており、大本のWEBの方の配本システムのご利用、出せない手紙を出す方法への請求、秘密部屋へのパス請求も、つつがなく頂戴しておりまして、感謝いたしております。

 ネットの片隅で、ほそぼそと生息している成瀬の相手をしてくださる皆様に、感謝、感謝!でございます。

その割りに、返信待たせ過ぎっておしかりが聞こえてきそうで、申し訳ないのですが。

とりあえず、現時点までのフォームでの請求対応は完了しております。

返信がまだだぜ!って方、居られましたら、サーバの不具合等考えられますので、再度お知らせいただけますよう、お手数ですが、宜しくお願い致します。

もう、松の内をとっくに過ぎてしまいましたが、今年もなにとぞよろしくお願い申し上げます☆


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ものすごいお久しぶりでごめんなさい。。。 [WEB管理]

ものすごいお久しぶりになってしまって申し訳ございません。

っていうか、もう、なれた。

こいつは時々、ネットの世界から逃走して、行方不明になる奴だ。。。と、ご存知の方は、すでにご納得…ちがうな、きっと諦めの境地へ至っていただいている気がしますが(だめじゃん)

そんな成瀬を見捨てずにいてくださる皆様、本当にありがとうございます。

雲隠れ(?)してる間も、仕事はちゃんと行ってましたし、保育士の試験とか受けに行ってました。
まあ、今年は一発合格できなかったので(いや、結果はまだ来ていませんけど、自己採点で3科目落としたのわかってるので(苦笑))来年残りの3科目コンプリートできるようがんばりますが。

そんなこんなで、ネットの世界を漂流(たんに落ちてただけともいう)していた成瀬をお許し下さい。

あ、でも、一応遅れ遅れながらも、WEB管理は行っておりました。
今現在も、PASS請求の対応、配本システムご利用の皆様への対応などは、行っておりますので、ご安心下さい。
とりあえず、昨日。・・・いや、おとついの請求分まで、すべて対応がすんでおります。

昨日からの分の対応は、ごめんなさい。
明日続きをするので、今日は許して。。。

明日になっても、請求の返事がこん!とかいう方居られましたら、コラ~って怒りの鉄槌を食らわせてください。
ただの、処理漏れだと思われます(だから、やれよ、ちゃんと!)

というわけで、取り急ぎのお詫びと、生存報告と、WEB管理報告だけで去っていく成瀬を許して。。。
またきまーす(だから、待てコラ)


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SmaSTATION!をちらっとみた。。。 [雑感]

たまたまテレビをつけてたら、SmaSTATION!のOA中で、先日のがんばりましょうの未公開シーンをやってたんで、ついついみてしまいましたが。

っていうか、中居くん後輩の名前は、ちゃんといってあげて(大笑)
まあ、いつものことっていうか、お約束だからいいんだけどさ。

松岡君曰く、ジャニーズイチ怖いらしい(爆)たっきーがついてんだから、翼っちいぢめちゃだめじゃん。
っつか、めっちゃしってんのに、そこで適当な名前を言わない!って思わず画面に突っ込んだのは、私だけではあるまい。

それはさておき、そんなこんなを見ていたら、阪神大震災を経験された方々へのインタビューで、お世話になったことのある(←別に、悪いことをしたわけではない)尼崎北署が出ててびっくりした。

もっとびっくりしたのが、Studio Cheeseが取材されてた。
ちらっと映っただけだけど、多分、あの店構えはそうだと思う。
そちらにも、お世話になったことがある(確か、証明写真を撮っていただいたような気が。。。) ので、意外と近場(いや、上記の二箇所は全然別の場所にあるんですが)にくさなぎ君が来ていたんだなぁと、思ったり思わなかったり(苦笑)

でも、素人の人間でも、確かにあの阪神大震災のあった1995年の写真は、撮っていない気がする。
祖母の家が、全壊の判定をもらうのに、証拠写真(?)として、カメラを父が持っていった覚えがありますが、それ以外で、カメラを使った記憶が、確かにない。

多分、カメラに収める必要がないくらいの、強烈な印象が残っているからか、写真一枚残ってなくても、実際上記のStudio Cheese さんのお店がある真上(震災当時お店はなかったんですが)の線路がぐにゃりとへし曲がっている光景は、鮮明に覚えているから不思議。

西宮までしか電車が動いてなくて、そっから祖母が避難した御影公会堂まで歩いたときの風景は、ものすごい鮮明に覚えてるし、青木からバスで三宮までは出れても、そっから神戸までの区間が電車止まってて(阪急が落ちてたんで)仕方なく歩かなくちゃいけなくて(でも、3駅分といえどもたいした距離じゃないんですが)危ないから出来るだけ通らないようにって言われてたんですが、そこが一番近道と思って、三宮のセンター外を、アーケードが所々なくて、普段は見えなかった空が見える状況にものすごい違和感を感じながら歩いた景色とかは忘れないと思うので、あえてそれを撮る必要性はなかったんだろうなぁ~と、今なら思います。

ただ、当時は日常生活を取り戻すことに一生懸命で、非日常の中でいるせいか、写真を撮る行為どころか、あえて非日常的なことをしようという頭すらなかったんで、そういう意味で、今、震災で避難されていらっしゃる方々も、まだ日常を取り戻すのに必死で、先のことなんて考えてる場合ではないんだろうなぁ~と、思うので、先のことを考えられる自分の立場はなんてありがたいことなんだろうと、今更ながら、仕事やなんやと忙殺される毎日を過ごしながら、ふと思った成瀬でした。

って、こんなことを書いている間に、小説を仕上げろって言われたら、それまでなんですけど、それはもう少しお時間いただければと、ハイ。
反省はしております。

でも、感想をお寄せいただいている皆様、PASS請求をしていただいているみなさま、本当にありがとうございます。
多分ここは、成瀬の逃げ場(?)にもなってると思うので、感謝、感謝の毎日です。

明日からも、お仕事頑張りまーす!!


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成瀬の生存報告。。。 [WEB管理]

成瀬が消息不明で、ご心配をおかけしてしまったみなさま、本当にすみませんでした。
一ヶ月も放置でしたね。。。。(涙)

未曾有の大地震後からぱたりと止まってしまったので、皆様を余計に心配させてしまったようで、大変恐縮しております。

成瀬は、阪神大震災経験者ですから、神戸在住です。
というわけで、今回の地震で被害を受けることはなく、無事生息しております。
被害にあわれた皆様がたには、ただただ、お見舞い申し上げることしか出来ません。

自身が経験したからとはいえ、阪神大震災のときと、今回を比べることなんて全然出来ませんが、被害にあわれた方は、今この瞬間も必死に頑張っておられますし、復旧を目指す人々も、これ以上の被害を食い止めようとしている人々も、そして支援の手を差し出してくださってる人々も、誰一人、弛まぬ努力と、並々ならぬ想いで毎日を過ごしていることは想像に難くありません。
だから頑張ってくださいなんていえません。
頑張ってますもん、もう十分。

だから、頑張らなくてもいいと思います。
代わりに、阪神大震災のとき、沢山の支援の手を差し出してくださった皆様へのご恩返しではありませんが、今度は、こちらが頑張るばんですから。
だから、成瀬が、頑張ります、ハイ。

で、話を成瀬の日常に戻させていただきますと。 

ただ、東京の方にも関係先がある成瀬の職場では、当然のごとく仕事はてんやわんやで、千葉在住の祖母は、阪神大震災で自宅が全壊になり千葉へ移住したのに、今回の地震の際、自宅の介護ベッドで腰をしたたか打ちまして、90歳をとうに超えておりますので、入院してしまうということもあり、その上姉の始めた新しい仕事のフォローもありと、あれやこれやと多忙な日々を過ごす毎日で、こちらがストップしてしまっていたこと、お詫びいたします。

本日中に、なんとかPASS請求などのご対応はさせて頂きます。
ただ、素敵なご感想をお寄せいただいている皆様には、きっちりとしたお礼のメールも送れていない状態で、心苦しく思っておりますが、とてもとても感謝しております。

時間ができれば必ずや、作品を完成させますので、気長にお待ちいただければ幸いに存じます。
それこそが、感想を寄せてくださる心優しい皆様への、一番の恩返しだと思っております。

あと、SP革命編。

…とうとう、終わりましたね。
なんだか、続編があるんじゃね?的な話がちらほら聞こえるのですが、成瀬はこれで完結だと思っています。
成瀬の中では、完結しました。
いや、もやもやが残って。。。って感想を、よく聞くんですが、成瀬は特にこれといってもやもや感がないんですけど、想像通りというか、ここしか落ち着きどころはないっておもってましたから。

世の中ってこんなもんなんだと思います。

白か黒か、それで線引き出るような世界は、本当の世界じゃないし。
所詮、地位とか名誉とか、自分勝手な大儀だなんだなんてものだけを守るために動いてる人間が作ってるものなんて、たいしたものじゃないけど、世界のほとんどが、そんなたいしたものじゃないもので出来てるのも事実だけど。
でも、それが全部じゃない。

ほんの一握りでも、守るべきものが、この世界にはあるから、闘ってる人間がいる。
それを言葉にするなら、”未来”なのかもしれませんが。

そんな、あるかないかもわからないものを守る意味があるのかといわれれば、意味はないのかもしれません。
井上の悪意を察知するめまいは、結局おさまることはなかったんですから。

けど、それでいいんだと思うんです。
すべてがそう簡単に、落ち着くところに落ち着くようじゃ、それこそリアリティにかけると思います。
だから、結局は、大儀でも、国家でも、組織でもなく、ただ、己の良心のみに従って闘った人間だけが、この国の未来を護ったんだと、護っていくんだと。
彼らにとっての日常の風景に戻った、それでもSPを続けている彼らの姿を見て、心底思いました。

そして、そんな彼らの姿を見て、自分達は一体何をやっていたんだろうな…と。
いつか、大したものじゃないものを、取り繕うように護り続けている己の間違いに、一瞬でも気づくことが出来れば、この国の未来も少しは変わっていくかもしれない。

そんな可能性を、信じたいな…なんて、甘いことを考えた成瀬でした。

映画を見た感想にしては、何かが違うかもしれませんが、井上君カメラ(?)の目で見た感想は、また作品へ反映できれば、幸い☆
いや、皆さんのご迷惑にならない程度に!(苦笑)

ちなみに、今回の映画でタダ一つ驚いたことは、成瀬議員でした。
ハイ。
これ、正直な感想です。

偶然って、コワイ・・・(笑)


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